ミノキシジル

AGAの治療薬としては、ヘアサイクルを正常に戻し、薄毛抜け毛を防ぐ「フィナステリド」と、すでに進行してしまったハゲの部分を再生、毛を増やすという「ミノキシジル」があります。
ミノキシジルは発毛を促進するための薬ですが、フィナステリドと同じく、もともとは発毛のために開発された薬ではありません。

ミノキシジルは血管拡張剤として、心臓や血圧の疾患がある患者に用いられていました。
その中の副作用として出てきたのが、「発毛」だった事から、AGAの治療薬として研究、処方されるようになりました。

ただ、もともとの薬の意図を考えても、心臓や血圧に疾患がある場合、ミノキシジルの使用に十分配慮する必要があるといえます。
ミノキシジルが配合されている育毛剤で市販されているのは、大正製薬の「リアップ」のみですが、重篤な副作用の可能性がある医薬品として、第一類医薬品に指定されています。

その事を考えてもそれ以外の国外品は、海外から個人輸入という事になるので、普段の健康状態をしっかり把握し、決められた用法・容量をしっかり守り使用しなければなりません。

ミノキシジル

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